この記事では、MEO対策に重要な要素「サイテーション」について解説します。
MEO対策における「サイテーション」の理解は、オンラインでの集客力を高めるために不可欠です。
サイテーションの基本解説
サイテーションとは?
サイテーションは直訳すると「引用」という意味ですが、MEO対策の文脈では、「ネット上での基本情報の表記を統一すること」と定義されます。
特に、以下の基本情報が重要です。
- 店名(ビジネス名)
- 住所
- 電話番号
- サービス名、商品名
- 営業時間
これら情報の表記を統一することが、サイテーションの主な目的です。
一見すると、「こんな基本的な情報、間違うわけない!」と思うかも知れませんが、
実のところ、多くのお店や会社は、表記がバラバラになっています。
これまでのケースだと
・ホームページでは「カタカナ」なのに、別の場所では「アルファベット」になっている
・「株式会社○○」が正式名称なのに、「○○株式会社」になっている
・「1000円ランチ ○○レストラン」のように、ビジネス名にキャッチフレーズを入れているなどがありました。
特に重要な基本情報は、NAP(ナップ)と呼ばれます。
Name, Address, Phone number、それぞれの頭文字を取っています。
なぜサイテーションは重要なのか?
サイテーションの重要性は、Googleが推奨しているためです。
Googleビジネスプロフィールのヘルプページでは、
実際のお店やサービスの情報とオンライン上の情報が一致していることが、
お店の閲覧を増やす方法として挙げられています。
サイテーションと被リンクの違い
「サイテーション」と良く似た言葉に「被リンク」があります。
しかし、これらは2点で異なります。
・リンクが張られているかどうか?
・表記が同じかどうか?
です。
これを弊社、360株式会社の例で説明すると以下のようになります。
- 被リンク: リンクが張られていること。表記は異なってもOK。(例: 360、MEO対策おまかせください)
- サイテーション: 同じ表記であること。一字一句同じ事が重要。(例: 360株式会社、MEO対策「マップでアップ」)
MEO対策とサイテーションの具体的な取り組み方法
サイテーションの取り組みは、多くのメディアで基本情報の表記を確認し、必要に応じて修正する作業を含みます。
サイテーションを確認すべき場所
サイテーションを確認すべき主な場所は以下の通りです。
- ホームページ
- SNS
- 口コミ、レビューサイト
- 比較サイト
- プレスリリース
- ビジネスマッチングサイト
- 求人サイト など
たくさんのメディアがありますので、ひとつずつ修正していきましょう。
なお、忘れがちなのは、お店周りの看板やポスターです。
Googleのサポート窓口に電話した方は経験があるかもしれませんが、
「看板に書かれている店名」と、
「Googleビジネスプロフィールに書かれている店名」が
違うと指摘されることがあります。
「看板の写真まで確認しているとは!」と驚きましたが、
逆に言うと、Googleが一貫性を重視している証拠であるとも思いました。
(まとめ)サイテーションの重要性とMEO対策の見直し
今回は、MEO対策に重要な「サイテーション」についてご紹介しました。
サイテーションはMEO対策の基本中の基本であり、一貫性の保持はGoogleビジネスプロフィールの成果を高めるために重要です。
しかし、この作業は多くのメディアをまたいで実施する必要があり、時間がかかる場合もあります。
自分で作業する時間が無い場合は、MEO対策専門のサービスを利用することも検討しましょう。
なお、360株式会社でもMEO対策を提供しています。
東京都主催の世界発信コンペティションで特別賞を受賞したサービス「マップでアップ」をぜひご検討ください。
これからもビジネスやWebマーケティングに関する有益な情報を発信していきます。
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