Googleマップの「振り込め詐欺」悪用事例が増えています。
これは店舗情報が改ざんされる手口のため、お店だけでなくお客様も被害に遭う可能性があります。
この記事では、事例の概要と対処方法を詳細に解説します。
Googleマップを悪用した「振り込め詐欺」の概要
Googleマップを悪用した振り込め詐欺は、被害者が犯罪者に直接電話をかけてしまうのが特徴です。
- 詐欺犯が、店舗や会社のGoogleマップの電話番号を改ざん
- お客様が、マップを参照して店舗や会社に電話（実は詐欺犯の電話番号）
- 詐欺犯が、店舗や会社のフリをして詐欺を実行
この手口はリバースビッシングと呼ばれます。
被害者自らが犯罪者に電話をかけてしまう点で、従来の「振り込め詐欺」と異なります。
詳しくは、以下の日経新聞の記事をご覧下さい。
参考 グーグルマップ悪用「振り込め詐欺」、アジアで被害増日経新聞
マップ情報の改ざん手口
Googleマップには、「情報の修正を提案」する機能があります。
この機能は本来、お店の情報を修正する目的で設けられているものです。
しかし、詐欺犯は「修正提案」を装い、会社・店舗・銀行のGoogleマップ情報を自身の詐欺に利用する電話番号に改ざんしてしまうのです。
店舗情報の改ざんを防ぐ方法
この新しい種類の詐欺を防ぐには、マップ情報の適切な管理が非常に重要です。
Googleマップの情報を管理するGoogleビジネスプロフィールを利用し、定期的に管理することで、第三者からの修正提案をすぐにキャッチし、必要に応じて対処することができます。
マップの改ざんについては、下記記事にもまとめましたのでご確認ください。
Googleビジネスプロフィールの情報が勝手に変更？【理由と対処法】
まとめ：マップ情報の管理を徹底しよう
今回、Googleマップの「振り込め詐欺」悪用事例とその対処法について解説しました。
店舗や会社のオーナーは、マップ情報の管理を徹底し、お客様が被害に遭わないように心がけましょう。
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