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初めて開業する人のための店名とロゴの決め方

店名とロゴに悩んでいる飲食店オーナー

新しくお店を開く際、店名ロゴはお店の顔となる重要な要素です。

これらはお客様への第一印象になるだけでなく、検索で見つけてもらいやすくするためのSEO対策、そしてお店全体のブランディングにも大きく関わります。初めて開業する方向けに、店名とロゴを決める際のポイントをわかりやすく解説します。

店名の決め方

新しく開業するお店の店名を考えているイメージ

店名を決める際には、ただオシャレな響きや好きな言葉を選ぶだけでなく、SEO・MEO(検索エンジンや地図検索での最適化)を意識することが大切です。具体的には、以下のポイントに注意しましょう。

  • 検索されやすさを意識する:
    お客様がインターネットやGoogleマップでお店を探す時、店名に業種や地域名が入っていると見つけやすくなります。例えば、「串カツ田中 新小岩店」のように業種(串カツ)と地名(新小岩)を店名に入れておけば、「新小岩 串カツ」のように検索された際にヒットしやすくなります。店名から何のお店でどの地域にあるのかが伝わると、初めての人にも親切です。
  • 短く覚えやすい名前にする:
    店名はできるだけシンプルで覚えやすいものが理想です。特に検索時に入力する文字数に注意しましょう。たとえば、同じ「カフェ」「喫茶店」はほぼ同じ業態ですが、カフェは「cafe」で4文字、喫茶店は「kissaten」は8文字あります。入力するのが手間になると検索されづらくなります。また、短い単語の方が視認性が高く看板にも収まりやすいため、お客様の記憶にも残りやすい傾向があります。
  • 発音しやすく読みやすい名前:
    店名は人に紹介されたり口コミで広がったりすることもあります。難しい漢字や読み方が分かりにくい英単語よりも、発音しやすく誰にでも読みやすい名前を選ぶと、人づてに紹介される際もスムーズです。覚えにくい名前より、口に出して覚えやすい名前が結果的にブランドの浸透につながります。

以上の点を踏まえて、お店のコンセプト提供するサービスが伝わる名前を考えてみましょう。シンプルで検索にも強い店名は、新規のお客様を獲得する大きな武器になります。

ロゴの決め方と視認性のポイント

ロゴのデザインを考えているイメージ

ロゴはお店の象徴であり、お客様が視覚的にブランドを認識するための重要なツールです。プロのデザイナーに依頼する場合でも自作する場合でも、次のチェックポイントを押さえてデザインを検討しましょう。

  • 1色刷りにしても視認性が高いか?
    (ロゴをモノクロ印刷した場合でも形や文字がはっきり認識できるか)
    名刺やスタンプ、白黒のチラシなど、カラーで印刷できない場面でもロゴが潰れずに判別できるデザインにしましょう。
  • 判読できない文字が入っていないか?
    (デザインが凝りすぎてロゴ中の文字が読めなくなっていないか)
    オシャレなフォントや手書き風の文字を使うときも、初見の人が読めるかどうか確認しましょう。店名がロゴに含まれる場合は特に可読性が大切です。
  • 他のロゴに似ていないか?
    (既存の有名ロゴや競合店のロゴと酷似していないか)
    他社のロゴと似ていると、お客様に間違われたり法的トラブルになる可能性もあります。オリジナリティを意識しましょう。
  • 他の業種に間違われないか?
    (デザインやモチーフが異業種のお店を連想させないか)
    例えば、十字マークは医療機関を連想させますし、コーヒーカップのアイコンはカフェを連想させます。自店の業種と関係ないイメージを入れると誤解を招くので注意しましょう。
  • ロゴを回転すると、他のものに見えないか?
    (ロゴを上下左右に回転・反転したとき、不適切な形や別の意味のものに見えないか)
    ロゴデザインを決めたら、念のためいろいろな角度から見てみましょう。角度によっては意図しない図形や文字に見えてしまうケースもあります。そうしたリスクがないか確認しておくと安心です。

以上のチェック項目をクリアしていれば、ロゴの視認性汎用性は高いと言えます。シンプルで洗練されたロゴは看板やSNSアイコンなど様々な場所で活躍し、お店の信頼感を高めてくれます。

ブランディング戦略

新しく開業する店舗のイメージカラーを決めているイメージ

最後に、ブランディング戦略について触れておきましょう。

店名とロゴを決めたら、それらを軸にお店全体のイメージを統一していくことが大切です。
特にイメージカラーの統一は、店舗ブランディングにおいて最も重要と言っても過言ではありません。

お店を印象づけるテーマカラーを一つ決めたら、その色を徹底的に一貫して使うことを心がけましょう。例えば、お店の看板や外観、店内の内装や家具、スタッフのユニフォームから、名刺・メニュー・チラシなどの販促物、さらにSNSのプロフィール画像やWebサイトに至るまで、決めたイメージカラーとロゴデザインを統一します。ロゴの形や配色も同様に、一貫性を持たせて展開しましょう。

こうした統一感のあるブランディングによって、お客様は様々な場面であなたのお店を認識しやすくなり、記憶に残りやすくなります。色やロゴを見るだけで「あのお店だ」と分かってもらえれば、リピーターの獲得にもつながりますし、信頼感やプロフェッショナルな印象も与えやすくなります。

まとめ

初めての開業では決めることが多く大変ですが、店名ロゴはお店の印象や集客力を左右する重要なポイントです。

本記事で紹介した「検索されやすい店名の付け方」、「視認性の高いロゴのチェックポイント」、「ブランディングの一貫性」を参考にして、効果的なブランディングを行いましょう。店名とロゴにしっかりこだわって準備すれば、自信を持ってオープン日を迎えることができるはずです。

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