【本】「300億円赤字」だったマックを六本木バーの店長がV字回復させた秘密

「300億円赤字」だったマックを六本木バーの店長がV字回復させた秘密

こんにちは。360株式会社の伊藤です。(@naruhodo_iine

マックの業績を劇的に回復させたマーケティングの秘密について書かれた
「300億円赤字」だったマックを六本木バーの店長がV字回復させた秘密
読みました!

著者は、輝かしいキャリアを持つマーケティングのプロ、
足立光さん @hikaruadachi
2018年6月にマクドナルドを退任されて、
ポケモンGOで有名なナイアンティックに参画されたことでも話題になりました。

この本は、大赤字になってしまった日本マクドナルドが、
どのようなマーケティングを経て、もう一度顧客の気持ちを掴んだのか?
小説のようなストーリー仕立てで書かれています。

 

あらすじをご紹介します。
老舗洋食店『キャロット』を継いだ祐介。
しかし、アルバイトの一人が常連客の悪口をツイートしたことから、
お店への客足が遠のき経営難に陥ってしまいます。

苦しみもがく中、ふと立ち寄ったのがBar夜光虫。
そこで出会ったマスターが、なんと元マクドナルドCMO「足立光」!
つまり作者自身です。

そして祐介は、マスターの足立さんと、テキーラを一緒に飲みながら、
マクドナルドがどのようなマーケティングをしていたのか教わっていく…
というストーリーです。

 

なお、本の表紙にはこう書かれています。
「ほぼ実話!!」
著者略歴は、Bar夜光虫店長・元 日本マクドナルド マーケティング本部長とあるので、
ちょっと信じられませんが、どうやら作者の足立光さんは、本当にマクドナルドのCMOを務めながら、Barのマスターも兼務していたようです!
いや~、面白い!!

面白い箇所はたくさんあるのですが、ひとつだけご紹介。
「第4章 デジタルマーケティングの落とし穴に注意せよ!」にある、
「ツッコマレビリティ」という足立さんの作られた言葉です。

ついツッコミたくなる仕掛けは、”話題化” 成功の条件のひとつなんだ。

この章で説明されるのは、ツッコミどころ満載の「怪盗ナゲッツ」。
確かに、当時CM見たとき、本当にテレビ画面に向かってツッコみました。
見事、足立さんの仕掛け通りだったということなんですね。

この本、「300億円赤字」だったマックを六本木バーの店長がV字回復させた秘密は、
マクドナルドを復活させたマーケティングと、その施策に至った考えた方について、
分かりやすくストーリー仕立てになっているので、すごく読みやすいです。
ブランディングに携わる方は必読本だと思いました。
おすすめです!

しかし、足立さんの次の仕事が気になります。
あのナイアンティックの新作「ハリーポッター」に関わるのでしょうか?
いや~、今後の活躍が本当に楽しみです!

そうそう、オンラインサロンも開かれたそうですよ!
本を読んで気になる方は、ぜひ!
「足立光の無双塾」

目次

プロローグ
脳みそが筋肉の男参考
サンタ女子とCMOはバーにいる

1章 空気を変えろ!~マーケティングってなんだ?~
第1話“なんとなく”食べたくなるのはなぜ?
第2話 ラブ・オーバー・ヘイト
スゴ腕マーケターの極意

2章 仮説を立てて検証せよ!~マックのライバルは回転寿司とオリエンタルランド、どっち?~
第3話 仮説が先か。ヒアリングが先か
第4話 マックのターゲットは若者? ファミリー?
第5話 モノを売らずにコトを売る
第6話 できることからコツコツと
第7話 アイデアはゼロから考えなくていい
スゴ腕マータ―の極意

3章 情熱をまき散らし、周りと巻き込め!~人は感情でしか動かない~
第8話 GNNは失敗のモト
第9話 落とされた男
第10話 原理主義がビジネスを救う
スゴ腕マーケタ―の極意

4章 デジタルマーケティングの落とし穴に用心せよ!~話題化には「有名人」も「新商品」も必要ない~
第11話 “話題化”すれば売れる!
第12話 デジタルマーケティングの勘違い
第13話 インフルエンサーって“誰”のこと?
第14話 話題化のカギはツッコマレビリティ
第15話 本業以外の魅力でも店に人を呼ぶ方法を探せ!
第16話 1本足打法から2本足、3本足へ
第17話 昨日の敵は今日の友
スゴ腕マーケタ―の極意

5章 拡散するアイデアはこうひねり出せ!~ヒントはすでにあるものの中にある~
第18話 マクドナルド史上初のチャレンジ
第19話 奇をてらえばいいってものじゃない
第20話 ピンチをチャンスに変えてしまえ

エピローグ